筆談のコツと便利なツールの紹介

筆談とは

手書きやチャットなど、文字を用いて意思を伝え合うコミュニケーション手法です。
以下のような場面で用いられます。

  • 耳や言葉の不自由な方との会話
    手話を使えない場合に用いることが多いです。
  • 音声で話せる状況でない環境での会話
    電話をしている人に何かを伝えたい時や、盗聴器が仕掛けられている時など特殊な状況下で筆談を用います。
  • ダイビング中
    水の中でも使える磁気ボードがあり、磁石のペンで文字を書いて意思を伝えます。
  • 海外などで、母国語以外の言語を聞き取るのが苦手であるとき
    英語などを読み書きが出来ても聞き取りが苦手な人が筆談を用いることもよくあるそうです。

ここでは、聴覚障害者の筆談についてお話したいと思います。

私のコミュニケーション手段

私の場合は、声を聞き取ることが困難であり、読話も苦手です。
また、自分で発声して意思を伝えることも困難です。
なので、双方の認識違いを無くし、何回も聞き返すことがないようにするために、特に仕事では筆談で会話します。

口話と読話
  • 読話
    相手の口の動きや表情を見て音声言語を読み取り理解すること
  • 口話
    聴覚障害者が、相手の音声言語を読話によって理解し、自らも発話により音声言語を用いて伝達を行うこと

筆談でズムースに伝えるためのコツ

私が筆談をするときに心がけていることと、筆談時の相手が工夫していることをまとめてみました。

  • 簡潔にすぐに伝わる内容を書く
    見る側の労力をできるだけかけないようにするために、用件から始める。
  • ですます調にしなくてもよい
    例えば、「今時間ありますか?この資料を作成してください。よろしくお願いします。」から「今時間ある?この資料を作成してほしい。よろしく。」というふうに書く時間をかけなくて済みます。(相手次第ですが、例えば上司が聴覚障害者に仕事をお願いする場合に有効です)
  • 口話と併用することで書く内容を簡潔にする
    大事なキーワードだけ紙に書いてあとは口話で会話を行うというやり方もあります。
  • 丁寧な字で書く
    読めない字だと伝わりにくいですので、綺麗でなくてもいいので読める字で書きます。
  • 書いてもらったメモを貰う時は相手の許可を得る
    内容を紙で残すことに抵抗に感じる方もいるため、「この紙もらってもいいですか?」と聞いた方がよいと思います。
  • 飲みの席などでは磁気ボード、ホワイトボードなどを使って紙で残さないようにする
    飲みの席でなくとも相手によっては内容が紙で残すことに抵抗を持つことがあります。この場合はすぐに消せるようなボードを使って会話するのがよいと考えられます。
  • スマートフォンで文字を入力して相手に見せる
    相手次第ですが、紙の代わりにスマートフォンを使うのも有効な方法です。
  • スカイプなどのチャットやメールなどで会話をすることが可能な環境であれば相手に提案する
    離れた場所に居る人と会話する場合に特に有効です。手書きより楽と考える人も多いので、隣の席の人相手でも有効な場合もあります。

便利なツールのご紹介

スマートフォンのアプリ

Android用
参考 筆談用メモ帳+GooglePlay (iPhone等iOS版は無いようです。)
このアプリは、軽快な動作ですぐに文字を打てるため、日常生活でよく使用しています。
また、文字のサイズを自由に変えられるので、老眼の方にも有効です。
これでタクシーの運転手に住所を伝えています。
最近のアップデートで指で絵を描くことができるようになり、より便利になっています。

ブギーボード

参考 ブギーボード製品ページキングジム ボタン一つで全部消せる電子メモパッドです。
いろんなサイズがありますが、好みで良いと思います。
私の場合は、大きいサイズを使っておりましたが、このボードを持ち歩く際満員列車でぎゅうぎゅう詰めになって破壊してしまったことがありますので、今は手のひらサイズのボードを持ち歩いてます・・・。
また、飲みの席ではよく「何コレ!」と驚かれ、絵しりとりを始めてしまうことも。

終わりに

筆談は、大抵の人ができることなので、手話や口話などをお願いするよりも筆談でお願いした方が手っ取り早い手段です。
しかしながら、伝達のスピードが遅いことと、手が止まってしまうため仕事などでは気を遣う必要のある時もあります。
ですが、やり方によってはすごく楽しく会話できる可能性が秘められているので、筆談に対してネガティブに捉えずポジティブに活用していただければと思います。

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