聴覚障害者のもものすけに就職活動について聞いてみました

はじめに

今週は、もものすけのかつての就職活動について
久しぶりに登場のぷよし田とともに昔を懐かしみながら話していきました。
障害者枠を使った就職活動だからこそ、通常の就職活動とは違った内容が出てきました。
また、みみなびきってのエリート?であるぷよし田のエピソードも少し織り交ぜつつ
今回はみなさまに記事をお届けしたいと思います。

もものすけの就職活動についてぷよし田がツッコむ!

そもそも就職しようと思ったきっかけは?

名前

そもそもさ〜、最初から就職しようって決めていたの?
だって、就職以外にも道はあったわけでしょ?
う〜ん。
私の場合は、就職以外選択肢は考えていなかったかなあ。
私の行っていた大学では結構先生方とも仲良くさせてもらってて
進路相談とか、そういうことについてもいろいろアドバイスはいただいていたんだけど
自分でも、多分大学院はないかなって思っていたけど
ある先生からは「あなたは、大学院に行くより早く社会に出たほうがいい。そして上司から可愛がられなさい。」ってはっきり言われたよ笑
自分でも、そう思っていたけどね笑
正直、勉強がそんなに向いているタイプではなかったし
大学に進学したのも4年後の就職のためだったからね。

へえ〜?というと?
私の行っていた大学では就職に対するサポートがとても手厚かったから
最初から勉強は二の次で、就職のためにこの大学に入学したいって
大学受験のときの面談でも、そう先生に伝えていたくらいだったんだよね。
就職のためと、遊ぶためだね笑
勉強は好きな科目や分野は楽しめたらいい。くらいにしか思ってなかった。
まあ、実際にそのとおりになったし勉強しなさすぎて1年余分に在学することになったけどね笑
でも、それも今となってはとても良かったと思っているし
通わせてくれた両親に感謝だね!笑

確かに、今でも遊び人というか自由人だよね・・・笑
あと、そもそも私が就職することをずっと心に決めていた理由は
両親が2人とも共働きだったというのが一番大きいかな。
保育園時代も、母は働きながら私を育てていてくれたから
お迎えもいつも一番最後だったけど私は、バーバリーのコートを着て
さりげなく香水の匂いがするカッコいい母親が好きだったからね笑
私もこうなりたいなっていうのがあったの。
父も自営業だし、いつか独立したいっていう夢は今でもある。

結局は、聴覚障害がどうのこうのというところではなく
自分が生まれ育ってきた背景からこういう選択をしたんだろうね。

ちなみにぷよし田は大学院に進学しているけど就職という道はそこでは選ばなかったんだね?

大学三年生になったときに一度は就職しようと思ったんだ。でも入学時にしたいと思っていた留学ができなかったことと、勉強ではなくて研究をしてみたいと思ったから進学したよ。
へえ〜。
じゃあ、一度は就職するという道を考えていたこともあったんだね。ていうかスケールが違いすぎてなんか腹ただしい笑

会社決めについて

就職という道を選んだ理由については話をしてくれたけど、実際に就職したいという会社についてはどういう基準で決定したの?
あ〜、それね。
実を言うとね。私、東芝さん行きたくて。
理由としては、大学のときの恩師がお勤めされていた会社だったから。
まあ、今違う会社に勤めているけど結局のところ落ちたんだよね笑
面接にもたどり着けなかった。
書類選考で落ちたの。
大学3年生のとき、割と長期のインターンシップを受けてたの。東芝さんで。
すごく、学びもあったし。いい会社だなって改めて感じていたんだけど

落ちた!泣


だから、結局違う会社に今こうして勤めているわけだけど
結果としてよかったのかな。と今は思えてる。
今の会社は私のことをとても大事にしてくれているって感じるし
いろいろなチャンスを与えてくれているように感じるからね。

ちなみに今の会社もエントリーしたから今こうして働いているわけだけど
今の会社にエントリーしようと思ったきっかけってなんなの?
えっ?
日本人なら知っている会社だったから笑
有名だし、そこそこ安定してるし、大企業でしょ?笑

まぁ、確かに・・・ね笑
私の場合、就職が目的だったから行った会社で輝ければいいなって思っていて、実は、東芝さんも恩師の元勤めていた会社だから良いかもって思っただけで特に、「この会社でこういうことをしたい!」という明確な目標があったわけではないんだ。
だから、結果としていまはそこそこいい感じなんじゃないかなって思ってる!笑

合同説明会は?

合同説明会とかってみんなと似たようなものとか同じものに参加するの?
ううん。違った。
まず、第一に私は合同説明会は1つしか行っていないからあんまり参考にならないけど笑
そもそも障害者手帳を持っている人は「障害者枠」という特殊な枠での入社が出来るんだよね。

なんで、そういった障害者枠での就活説明会は
大手でいうと「クローバーナビ」や「ウェブ・サーナ」などがあるよね。

へえ〜。こういった特化した人材紹介企業があるんだね!
そうそう。
ちなみに私の場合はサイトには会員登録しているけど
実際には参加していないんだけどね笑
参加したのは自分が行っていた大学が主催で実施された合同説明会のみ!笑
大学のときは、就職はきちんとしたいという気持ちを持ちつつも面倒くさがりだったんだよ・・・。

それは、今もでしょ・・・。
がーん!

エントリーのときのエピソード

エントリーもやっぱり枠が違うの?
あー・・・。
確か、かすかな記憶だけど「障害者枠」というか
障害者手帳をお持ちの方はコチラからっていうリンクが
各企業にあって、私の場合そこからエントリーしてた。

ただ、企業によっては障害者枠イコール職種の選択の幅が狭い
というところも多かったんだ。
そのリンク先のページから、いろいろ募集要項等記載してあるので
まずは、仕事内容など記載されていたらよく確認したほうがいいかも。
みんなと同じ仕事が出来ると思って、エントリーしたら同じ仕事が出来なかった。
ということも十分ありえるので!

へえ〜!障害者枠で入社するということは入社後の対応・待遇も通常とは異なる場合があるんだね。
そこはちょっと注意が必要かもしれないね。
ちなみに、私は面倒くさがりすぎて今働いている会社へのエントリーも
その年の締切の3分前くらいにしたんだ・・・。
本当、ギリギリ人生すぎ・・・。
もっとみんなは余裕持って行動しようね!!!

そりゃそうだよ・・・。
てか、そんな人いないよ・・・。
えっ、そうなの・・・?

面接でなにか困ったことはあった?

面接・・・、あー。
面接は、やったけど障害者枠だったからか
ちょっと変わっていたし、配慮も十分だったからそんな困ったことはなかったかなあ。

ちょっと変わっていたっていうのは
具体的にどういう感じに変わっているって感じたの?
えっと、1次面接と2次面接的なものをその日の短時間のうちに実施してもらったってことかな。
やっぱり障害者枠だからなのかなって思った。
面接の時は、遠くから面接会場まで向かう障害者の方もいて何回も遠くに行けない障害の方もいるわけだから1回で済むようにしたんじゃないかなって思ってる。
うちの勤めている会社はそうだったけど他の会社はどうなんだろう。興味があるけどわからないなあ。
みんなに聞いてみよっと。

みんなどうだったの?

みずにき

一次面接、二次面接は面接官の人が質問をホワイトボードに書きながら、口話で答える形だった。最終面接は手話通訳の人を付けてくれたな。

ぽん

面接はすべて筆談でやったよ。

かもんち

自分は口話できたから一般的な面接と同じだと思う。
へぇ〜!
そうだったんだ。
面接時の対応もその人のできる方法や会社が用意できる手段によって違うんだね。

配慮があるんだね。確かに地方の人は何回も遠方に出向けないよね。
また、身体障害者でも肢体不自由の方は、電車に乗るときは乗降車を依頼したりと大変だしね。

内定式はどうだった?

内定式・・・、内定式はいろいろおもしろいことあったけどね。
エントリー時に希望していた業種とは違うところになっていたっていうことがあった。
ちょっと珍しいパターンかもね。
でも、それについては人事の人と少しそういう可能性についても触れていたから実際に変わっていたときは、「そうかー、変わったか。」くらいにしか思わなかったかも。
人事が私の適正を見てそう判断してくれたんだろうね。結果としてよかったと思ってる。

へえ!自分の場合すごく専門的な職種で採用されたからそういうことはなかったな。
まあ、結局今はその分野でいろいろ経験させてもらっているし、自分はいずれきこえに携わる仕事がしてみたいという夢もあるから
いつまで、今の会社にいるかはわからないけど。でも、今の会社にいさせていただける間は会社のために自分のためにいい仕事が出来たらって思うね!

うんうん!いい心構えだね!

入社するまで

ここまで、もものすけの経験談を元に記事を書いてきましたが
ここでは障害者採用における簡単なフローを記しています。

  • ステップ1
    求職情報を探す
    インターネットを用いた方法として障害者雇用を専門にしている「クローバーナビ」や「ウェブサーナ」などの採用サイトから検索すると、障害者採用のみに特化した求人情報があります。
    また、地元企業の場合は所在地のハローワークにおいて障害者雇用の求人紹介を行っていますので、こちらも一度足を運んでみると良いでしょう。
  • ステップ2
    応募
    応募にあたってはインターネットを用いた求人サイトの場合は、オンラインで申し込みを行うことができます。
    自分の日本語に自信がない場合は日本語の得意な方やハローワークの方にチェックしていただくと企業側の印象が良くなります。
  • ステップ3
    面接
    面接は企業側も出来る限りの配慮をすることになっていますが、すべての面接に手話通訳を付けていただけることは残念ながら多くありません。企業側に希望を出すことは積極的に行いつつも、口話や筆談で行われることも想定して準備を行いましょう。
  • ステップ4
    内定許諾
    内定許諾にあたっては、希望する勤務条件であるか、希望する職種であるかを必ず確認の上、採用通知書を受領しましょう。
  • ステップ5
    入社
    聴覚障害者は一般的に出社しての勤務になることが多いです。職場の方々には上司から聴覚障害について説明がされたとしても、不十分な理解になることが多いため、自分から職場の同僚一人ひとりに丁寧に向き合って積極的にコミュニケーションをとることが大事です。

就職してから思うこと

夢があって、こういうことをしたい。っていうのがはっきりある人は向かっていくところがはっきりしているんだけどね。
でも、ほとんどの場合はやりかった仕事も含め自分の思っていたのとは違うことのほうが多いって思うんだよ。
だから、やりたいこととか目的がはっきりしていない人でも
入った会社、環境で自分が無理をせず自分らしく充実することが出来れば自ずと道は見えてくるんじゃないかって思うんだ。
私は、そこそこの大企業に入ることが目標だったから「どんなことを仕事にしたい」ところまでは決めていなくて
いずれは、マイペースに仕事出来る人生が送れればいいと思っていたからさ。

マイペースというと?
サラリーマンではないよね。
サラリーマンは、やっぱり今の時代はまだ「時間」で縛られることが多いから・・・。
どんなに早く仕事を終わらせても「いることが仕事」なのかな。って思っちゃうこともある。
幸いにも今の会社は「フレックス制度」を採用してくれているから私はなるたけ朝早く行って
夜は早く帰って自分のやりたいことをやっているよ!やりたいことが多すぎて困る!笑

なるほどね
どんな、些細なことでも自分の好きなこと・やりたいことや気持ちを大切にしてほしい。とみんなに伝えたいと思う。
私も未だに自分が本当にやりたいことってなんだろうということが定まってないから自分のこれからについて考えるとき悩んでる笑
そういう意味ではぷよし田みたいに「きこえない」ことで悩む人のための情報保障システム開発とかのために脱サラして研究開発や投資を受けようとしているという姿勢はまじですごいと思ってる。
まだ、私は仕事をやめるという勇気はないなあ笑
いつか、自分に満足出来るときがくるかな!笑

おわりに

今回は、就活をテーマに記事を書かせていただきました。いかがだったでしょうか。
もものすけを例えに書きましたが、就活に「正解」はありません。「自分らしく」流れにのっていけば、自ずと道は開けるのではないかと思っています。

聴覚障害を持つことで、アドバンテージを得ることも多くあります。障害者枠にもいろいろな形があるので、そのへんは「クローバー」「サーナ」に登録するといろいろな会社の雇用形態や、障害者枠雇用での業種が見れるので見ておくことをおすすめします。

ここまで、お読みいただきありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です