手話通訳・遠隔手話通訳サービスを導入している企業のまとめ

最新情報
  • 2019/01/21:携帯電話・通信会社(ドコモ、SB、au)を追加
近年、ICTの発展と普及に伴いビデオ電話などを用いた「遠隔手話通訳サービス」を提供する事業者が増えています。日常生活において手話のできない人とコミュニケーションが取れないことにより、満足行く情報が手に入らなかったり、社会から疎外されやすい状況に置かれています。

手話を母語とする人や手話でのコミュニケーションが得意な人が、日常生活でより気軽に手話のできない人とコミュニケーションを行うための一つの手段としてこの遠隔手話通訳サービスが用いられる機会がより増えていくと良いですね。

今回は日常生活でよく使う企業で、かつコミュニケーションが必要になる場面がある企業をまとめました。(順次更新中です。情報提供等お待ちしております)

公共交通機関

鉄道会社では各駅に筆談ボードが設置されていたり、筆談を行うことで案内を行っていることが多いです。また、最近は路線の案内用にタブレット端末を使っています。

タブレット端末では図などを用いた視覚的にわかりやすい説明ができますので聴覚障害のある方にとっても助かります。

JR東日本

2013年6月17日より、JR東日本山手線内全インフォメーションセンターにおいてシュアール社による遠隔手話通訳サービスの利用が可能になりました。
https://shur.jp/pdf/jreast_support.pdf

利用可能窓口

・JR東日本 山手線内インフォメーションセンター
設置駅:東京、上野、新宿、渋谷、池袋、品川、秋葉原

利用方法

上記インフォメーションセンターの駅員に依頼後、Skypeを用いてコールセンターと通話する。

西武鉄道

2018年10月より西武鉄道は、旅客案内などに使うタブレット端末に、多言語と手話の通訳サービスを搭載、全91駅(小竹向原駅を除く)で使用開始しています。
http://news.kotsu.co.jp/Contents/20181019/79d20d75-f401-4f05-a38d-2d8e5d0a45e6

利用可能窓口・利用方法

西武鉄道全91駅にて案内などに利用するタブレット端末を使用

全日空(ANA)

2016年4月21日から空港カウンターでタブレット端末を用いた遠隔手話通訳サービスを導入しています。

利用可能窓口

・ANA国内線・国際線予約・案内センター
・ANAマイレージクラブ
・ANAおからだの不自由な方の相談デスク
・おからだの不自由なお客様の旅行相談デスク
・ANAご意見・ご要望デスク
・その他(遺失物や手荷物破損、忘れ物についてのお問い合わせ)

利用方法

プラスヴォイス社が提供するテレビ電話(スカイプ、LINE、Facetime)サービスを使用。
http://www.plusvoice.co.jp/ana/

その他、筆談ボード・コミュニケーション支援ボードなどを活用。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/share/assist/support/hearing.html

日本航空(JAL)

2018年11月18日より、JALでは遠隔手話通訳サービスの利用ができるようになりました。
https://www.jal.co.jp/jalpri/handicap/hearing.html

利用可能窓口

・ 国内線/国際線の予約・購入・問い合わせ
・JAL マイレージバンク事務局
・JAL プライオリティ・ゲストセンター
・JAL 意見・要望デスク
・JAL カード各顧客対応窓口
・ジャルパック国内/海外ツアーに関するご予約・お問い合わせ
・JAL プラザ
・羽田空港国内線ターミナル(2019 年 3 月末日までトライアルを実施)

利用方法

ご自身のパソコンやスマートフォンなどの端末から、JALホームページの以下のURLから遠隔手話通訳サービスのページにお進みいただけます。また、JALプラザと羽田空港では、タブレット端末をご用意しております。

◆PCサイト
・「JALプライオリティ・ゲストサポート お問い合わせ欄」
URL:https://www.jal.co.jp/jalpri/
◆モバイルサイト
・「国内線お問い合わせ 耳や言葉の不自由なお客さまのための予約・案内サービス」
URL:http://www.mobile-info.jal.co.jp/mobile/information/dom/
・「国際線お問い合わせ 耳や言葉の不自由なお客さまのための予約・案内サービス」
URL:http://www.mobile-info.jal.co.jp/mobile/information/inter/

また、お手伝いをご希望されるお客さまへご用意しております会員システム「プライオリティ・ゲスト・カード」(*2)にご登録いただけますと、さらにスピーディかつスムーズにお手続いただけます。
(*2)参考URL:http://www.jal.co.jp/jalpri/guide/card.html

【yahoo!ニュース】JAL、遠隔手話通訳サービスを開始

宿泊施設・ホテル

宿泊施設やホテルにおいても筆談ボードや筆談を用いた案内がされることが一般的です。

JTBのホテルに記載されている「特色マーク」では、宿泊施設で手話のできるフロント従業員が在籍している場合に手話マークを記載しています。

京王プラザホテル

2016年4月よりホテル業界としては初めて、タブレット端末を用いた音声文字変換システムと遠隔手話サービスを導入。
https://d123ulhnpb3vcq.cloudfront.net/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/20160401-1.pdf

利用可能窓口

フロントでのチェックインや客室内からの各種問い合わせに対応

利用方法

ご宿泊のお客様にタブレット端末を貸与

携帯電話・通信会社

ソフトバンク

ソフトバンク渋谷では、聴覚に障がいのあるお客さまに安心して携帯電話に関するご相談、または契約に関するさまざまなお手続きをしていただけるよう、手話カウンターを併設しております。

https://www.softbank.jp/mobile/support/contact/handicap/sign_language/

利用可能窓口

手話カウンター:ソフトバンク渋谷

遠隔手話通訳サービス:

ソフトバンク仙台クリスロード
ソフトバンク銀座
ソフトバンク表参道
ソフトバンク六本木
ソフトバンク東京駅グランルーフフロント
ソフトバンク万代ラブラ2
ソフトバンク名古屋
ソフトバンクグランフロント大阪
ソフトバンク高松中央

使用方法

手話カウンターはソフトバンク渋谷のみの営業ですが、遠隔手話通訳サービスを使用できる店舗もあります。

こちらからは、手話スタッフが常駐しているソフトバンク渋谷の手話カウンターと、画面を通じて手話でお問い合わせいただけます。

携帯電話に関するさまざまなご質問、操作方法、ご相談、ご契約まで、すべて遠隔地からの手話対応にてお応えいたします。

手話カウンターもしくは遠隔手話通訳サービスをご利用の際は事前に下記の連絡先から予約をしておくとスムーズに利用できます。

ソフトバンク携帯電話からメール
090-6565-7718

この電話番号はメールのみ対応しております
他社携帯電話からメール
hsc.jp@softbank.ne.jp

パソコンからメール
sbmmb-hsc@g.softbank.co.jp

FAXによるお問い合わせ
03-5459-6626

電話によるお問い合わせ
03-5459-6625

NTTドコモ

手話で会話されるお客さまにも気軽にお越しいただけるよう、テレビ電話による応対サポートを行っております。

利用可能窓口

全国各地のドコモショップで遠隔手話通訳サービスを使用することができます。利用可能なドコモショップについて詳しくは下記のURLより検索して下さい。

https://www.nttdocomo.co.jp/support/shop/service/sign_language/

利用方法

対応店舗の営業時間内にお越しいただくと、テレビ電話を通じて手話通訳者が手話で受け答えします。また、ドコモショップ全店に簡易筆談器をご用意しておりますのでお気軽にご利用ください。

【ご利用可能時間】
平日 午前10時〜午後7時
土曜・日曜・祝日 午前10時〜午後7時

au

au SHINJUKUには手話のできるスタッフがいます。また、耳やことばが不自由なお客さま向けに、ビデオ通話を利用した手話によるお問い合わせ対応を致します。

https://www.au.com/support/inquiry/sign-language/

利用可能窓口

手話接客対応店舗:au SHINJUKU

遠隔手話通訳サービス提供店舗:

au SAPPORO
au SENDAI
au HONJOWASEDA
au みなとみらい
au NAGOYA
au OSAKA
au FUKUOKA
au HAKATA

旅行代理店

H.I.S.

H.I.Sユニバーサルツーリズムデスクでは聴覚に障がい(ろう者、難聴者)のあるお客様を対象にした専用旅行窓口を設けています。

利用可能窓口

HISユニバーサルツーリズムデスク窓口(サウスゲート新宿ビル1階)

利用方法

手話のできるスタッフが不在の場合があるため、事前に来店予約をWebもしくはFAXで行ってください。

生命保険・損害保険

SBI損保

2019年1月15日より、テレビ電話を通じて耳や言葉が不自由な方の手話を日本語に通訳し、コミュニケーションの仲介を行うプラスヴォイスの「代理電話サービス」を使用いたします。

お客さまからのお申し出に対し、「SBI損保の手話・筆談サービス」のオペレーターがお客さまに代わってSBI損保へ電話し、ご契約手続きに関するお問い合せや事故発生時の事故受付などの内容について手話または筆談で通訳を行います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000002623.html

利用可能窓口

サービスのご利用対象となるSBI損保商品
• SBI損保の自動車保険(個人総合自動車保険)
• SBI損保のがん保険 自由診療タイプ(がん治療費用保険)
• SBI損保の火災保険(住まいの保険)

利用方法

スマートフォンやWebカメラ搭載のパソコン・タブレット等から、SBI損保の手話・筆談サービスのWebサイトへアクセスいただき、下部に設置されている「SBI損保の手話・筆談サービスを利用する」ボタンから通訳オペレーターをお呼び出しください。
SBI損保の手話・筆談サービスのWebサイト:https://www.sbisonpo.co.jp/inquiry/plusvoice/

まとめ

手話通訳や遠隔手話通訳サービスの導入は、手話通訳士やろう者の支援員を保管する役割として、特に地方自治体の窓口等で活用される機会が増えてきました。

差別解消法の成立や障害者雇用の推進などの社会変化や、障害者団体からの働きかけによって多くの窓口では事前に予約をすることで手話でのコミュニケーションに対応できるようになっています。

しかしながら、日常生活で行うコミュニケーションのほとんどは音声による会話で成り立っています。多くの手続きや内容のすり合わせはたとえ音声会話によって行ったとしても、時間がかかることが少なくなく、聴覚障害のある方にとっては一層苦痛を感じやすくなります。

何かコミュニケーションをしなければならない時、多くは困った時に、手話のできる人や遠隔手話通訳サービスを簡単に使うことができるようになれば、社会生活をより豊かに過ごすことができるようになるでしょう。

情報募集!

今回取り上げた企業以外にも手話通訳や遠隔手話通訳サービスが使える企業をご紹介下さい。よろしくお願い申し上げます。

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