NHKハートネットTVで手話で楽しめる「おはなしのくに」と「ドキュメント72時間」が放送される!

ハートネットTVの手話つき人気番組放送企画

「おはなしのくに」にろう者による手話をつけたら?

手話通訳付きの番組や放送はこれまでにもありましたが、
今回NHKのハートネットTVがチャレンジした企画は、

「ろう者」による手話放送でした。

最大の特徴は、聞こえる「手話通訳者」ではなく、日常的に手話で話す「ろう者」が、
番組の音声情報を表現することです。出演者のことばはもちろん、
字幕では伝えられない、登場人物の息遣いや、声のトーン、音楽のリズムなどを、手話で伝えます。

さらに、番組の世界観に合わせて衣装を着たり、手話に限らずいろんな手法で音を可視化。

普通我々がみる手話放送というのは、
音声を手話に変えるために「聴者の手話通訳者」による手話なのですが、
今回は台本からろう者が直接手話に翻訳しています。

演者が演じた映像にろう者が手話で音や語りを表現することで、
自由にろう者の手話表現が伝えられることになるでしょう。

 

手話というのは、実は顔や体全体で表現しなければ伝わりにくくなります。
だから、上の画像のように手で手話をするだけでなく全体の衣装や動きも通訳するのです。

2019年8月21日(2019年8月28日再放送)に放送された、
「おはなしのくに」の手話放送では、

渡辺直美さん主演の「きんたろう」と、
壇蜜さん主演の「鶴の恩返し」が手話付きで放送されました。

ろう者の子どもたちにとってもとても楽しみやすい映像になっていると思いますし、
健常者にとってもコミカルな動きで表現するろう者の演者はとても親しみやすかったと思います。

ニュースや同時通訳では通訳者の方が活躍しますが、
番組としてろう者による通訳放送がどんどん増えていくといいですよね。

「ドキュメント72時間」では主題歌も手話に?

そして次回、2019年8月28日午後8時から放送される回では、
いろいろな現場に3日密着する「ドキュメント72時間」という番組に、
ろう者による手話通訳が付けられます。

また番組おなじみの主題歌『川べりの家、』にも手話ダンスが付けられます。

さて、どんな映像になるのか楽しみですね。
次回の「ドキュメント72時間 手話通訳つき」を楽しみにしたいと思います。

ハートネットTVの手話付き番組制作の背景

NHKの公式サイトより「おはなしのくに」および「ドキュメント72時間」の、
手話付き番組の制作背景について記事が出ています。

番組の背景にはろう者の方々との綿密な打ち合わせがあるんですね。
短い番組ですが手間ひまかけられただけ素晴らしい内容でした。

参考 手話放送プロジェクト(1)手話の新たな可能性を目指してNHKハートネットTV 参考 手話放送プロジェクト(2)収録の裏側に密着!NHKハートネットTV

ぜひこちらも気になる方はお読みくださいね!

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