【簡単に探せる】都内で補聴器相談医が在籍している病院マップ
補聴器の相談ができるお医者さんは補聴器相談医
難聴の人が相談する一つの基準、「補聴器相談医」とは?
みなさん、「補聴器相談医」を知っていますか?
耳鼻咽喉科のお医者さんの中でも補聴器や難聴に詳しいお医者さんです。
補聴器適合判定医師研修会受講者(厚生労働省主催・日耳鼻後援)もしくは、
地方部会が行う「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」の研修会受講者が登録されます。
つまり、補聴器装用に当たって必要かどうか、その人にあった補聴器かどうか、
そして、適切な調整がされているかを判断できる研修を受けたお医者さんです。
補聴器相談医は聞こえが不自由に感ずるようになった人に対して、耳の状態を診察し聴力検査を行い、難聴の種類を診断します。治せる難聴に対しては治療を行います。治せない難聴に対しては真に補聴器が必要なのかどうかを診断し、必要があれば専門の補聴器販売店を紹介し連携してその人に合った補聴器を選びます。もちろん補聴器が適正に選択調整されているかを判断し、販売が適正に行われているかを判断し、疑問があれば販売店を指導します。また、補聴器が決まった後も、聴力が悪くなっていかないかの経過観察を行い、適切な補聴器の使い方の指導も行っていきます。
引用元:日本耳鼻咽喉科学会
自分の難聴の原因を一度はしっかりと診察する必要
「耳が遠くなったなぁ」
そう思って補聴器販売店に行く前に一度病院で検査を受けることをおすすめします。
先天性難聴もしくは幼少期に難聴になった聴覚障害者は、
すでに親や保護者に連れられて何度も何度も病院で検査をしたかと思います。
参考
「聴覚障害児の親から見た子育て」の記事一覧Oh!みみなび
しかし、大人になってからや高齢者の方は「なんとなく耳が遠くなった」ということを感じながらも、
それをあまり気にせずに、気にしないように過ごしてきたのではないでしょうか。
難聴という症状は自分が聞こえなくて困るというだけでなく、
周りの人も「なんだか面倒くさいな」と感じてしまって無意識的に避けるようになるなど、
自覚が少ないままに社会的に孤立したり、気づいたときには立ち直るのに時間がかかったりしがちです。
そのため、少しでも引っかかる事があれば余裕のあるうちに、
なるべく早期発見して今後の対応策を考えてみてはいかがでしょうか。
言われるがままに手術を受けたり、補聴器を購入してみたものの、
思っていたほどの効果を感じられなかったという人は少なくありません。
しかし「補聴器を買ったけど使ってないなぁ」、「補聴器が思ったほどきこえないな」、
など補聴器についてお困りでしたらまずはお近くのお医者さんに一度相談をおすすめします。
より詳しい聴覚障害についての専門家に相談するケース
補聴器相談医が、全員難聴の専門家かというと一概にはそう言えません。
あくまで「聴力検査と診察、そして適切な補聴器活用を支援する」お医者さんです。
みみなびメンバーは重度の聴覚障害者ですが多くは幼少期もしくは先天性の難聴のため、
今現在、耳鼻科に行くか聞いてみたところ、あまり行かないという人がほとんどでした。
耳鼻咽喉科系の病気を患っている人はその治療のため病院に行くこともありますが、
補聴器や人工内耳の装用で問題を感じていないという人は、
あまり耳鼻咽喉科にかかることはないようです。
なぜ、あまり耳鼻咽喉科に行かないのかと言うと、
- 医学的にできることはほとんどすべてやりつくしていること
- 補聴器について信頼できる専門家をすでに知っていること
- 自分の聴覚障害について受け入れた、もしくは気にしないように生きていること
などが挙げられます。
医師の多くは普段の診察は「老人性難聴」の方がメインになってしまうため、
聴覚障害に関係する病気や遺伝、聴覚障害者(ろう者)の心理や「きこえ」について、
より、専門的な知識や経験がないこともあります。
そのため、自分の病気や障害を正確に把握できていないという人は、
どのような方法が自分に合っているのか、聴覚障害の専門家と話し納得することが大切です。
都内で聴覚障害とその治療に関して専門家が在籍している病院としては、
順天堂大学や東京医療センター、帝京大学などを挙げる方が多いようです。
都内の地区別補聴器相談医マップはこちら
全国に補聴器相談医に認定された耳鼻咽喉科の医師は4千人を超えています。
家族や地域の方で「きこえ」についてお悩みをお持ちの方がいましたら、
ぜひお近くの補聴器相談医のいる病院をご紹介ください!
また、みみなびには様々な聴覚障害者が参加しています。
お悩みや適切と思われる専門家の紹介などをさせていただけるかもしれません。
こちらよりご連絡ください。
補聴器相談医マップの使い方
- Googleマップと同じように使えます。
- 「+」を押すと拡大、「−」を押すと縮小します
- 赤や緑や青のピンが病院の場所を示しています。色の違いは区ごとに分けています
- ピンを押すとその耳鼻科の情報がでてきます。医師名、電話番号、住所等をメモしてください
- 補聴器相談医に認定された医師とアポイントメントを取って訪問することをおすすめします
- 大学病院など大規模病院も含まれています
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